海外男子
気になるタイガーの腰痛の具合
2013年8月28日(水)午前10:28
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タイガー・ウッズ(米)の年間王者獲得が危うくなってきた。
米男子ツアーのフェデックスカッププレーオフシリーズ第2戦、ドイツ銀行選手権(30日?9月2日/マサチューセッツ州、TPCボストン)3日前に行われたチャリティイベントは、スタンフォード大ゴルフ部時代のチームメイトであるノタ・ビゲイIII(米)主催の大切なもの。だが、ターニングストーンリゾート(ニューヨーク州)で行われるイベント前夜になってタイガーは、腰痛を理由に棄権を申し出たという。
前週のプレーオフシリーズ初戦、ザ・バークレイズ開幕直前に腰を痛めたタイガーは、最終日にはこれをかばいながらプレーする羽目に陥った。最終的にはアダム・スコット(豪)に1打及ばぬ2位タイと成績自体は悪くはなかったが、ラウンド中にはボールを打った後にしゃがみこんでしまう場面もあったほどで痛みは相当なものだったよう。それだけに今回のチャリティイベント棄権もやむなしというムードが流れている。
気になるのはドイツ銀行選手権に出場するかどうか。現在タイガーはフェデックスカップポイントランキングで首位を走っているが、前週優勝したスコットが猛追しており余談を許さない状況だ。同時に、同大会のチャリティ寄贈先は、自らが主宰するタイガー・ウッズ・ファウンデーション(基金)という事情もある。大会に出るかどうかはまだハッキリしていないタイガーの様子が気になるところだ。