11月20日開幕の国内男子ツアー ダンロップフェニックストーナメント（宮崎県、フェニックスカントリークラブ）に、昨季の米男子ツアー新人王ジョーダン・スピース（米）の出場が決まったことが主催者から発表された。スピースは日本ツアー初参戦。

　早くから天才少年として知られていたスピースは、タイガー・ウッズ（米）以来の全米ジュニア・アマチュアゴルフ選手権複数回優勝（2009、11年）、全米オープン（2012年）のローアマチュア、世界アマチュアランキング1位などを経て2012年12月にプロ転向。昨季はジョン・ディア・クラシックで激戦を制してツアー初Vを飾り、ルーキー・オブ・ザ・イヤーにも輝いた。また、今年のマスターズでは2位タイに入るなど、初のメジャーVにも迫っている。

　リリースを通じスピースは「ダンロップフェニックストーナメントに初めて参加出来ること、そして初めて来日出来ることをとてもうれしく思っています」「日本の文化に触れる事や自分がまだ行ったことが無い世界の一部を見られる事をとてもうれしく思っていますが、私の目標はあくまでも彼らのような素晴らしい選手たちと競い合い優勝することです。日本の文化に触れ、この素晴らしいトーナメントに参加出来ることを楽しみにしています」とコメントしている。

　また、併せて松山英樹＆石川遼も同大会出場を表明。3年連続3回目の出場となる松山は「ダンロップフェニックスは40年の歴史の中で日本人選手が6人しか勝っていない試合です。僕にとって勝ちたい試合のひとつですし、勝たなければいけない試合だと思っています」と強い言葉で優勝宣言、2年ぶり6回目の出場を予定する石川は「2年間の成長をファンの皆様に披露出来ればと思います。今年はジョーダンも出場するということで大会を盛り上げ、エキサイティングなプレーが出来るように頑張ります！」と語っている。