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国内男子

アジア選抜まさかの逆転負け… 日本勢も全滅/ロイヤルT

2011年1月9日(日)午後6:04

 アジア選抜と欧州選抜による対抗戦ザ・ロイヤルトロフィは現地時間9日、タイのブラックマウンテン・ゴルフクラブを舞台に大会最終日の競技を終了。両チーム8名ずつによるシングルスのマッチプレー8試合が行われ、前日までリードしていたアジア選抜は0勝6敗2分(勝:1ポイント、敗:0ポイント、分:0.5ポイント)と大きく負け越し、トータルポイント7-9でまさかの逆転負け。2009年以来2年ぶり2度目となるロイヤルトロフィ制覇はならなかった。

 第1試合でリャン・ウェンチョン(中)がピーター・ハンソン(スウェーデン)に7アンド6で大敗すると、第2試合のノ・スンヨル(韓)がオールスクエア(AS)で引き分けとするも第3試合から池田勇太、石川遼、薗田峻輔の日本勢3選手が痛恨の3連敗。さらに第6試合でも昨季日本ツアー賞金王の金庚泰(韓)が敗れ、この時点でトータルポイント6.5-7.5と逆転されてしまう。

 優勝のためには残り2試合で2勝が絶対条件となり、まさに“崖っぷち”に立たされたアジア選抜だったが、第7試合のジーブ・ミルカ・シン(インド)がASで迎えた最終18番を落としたことで勝利の可能性が消滅。第8試合のトンチャイ・ジェイディ(タイ)が引き分け、大会最終日のシングルスマッチでは白星なしという結果に終わった。

 なお、06年にスタートしたザ・ロイヤルトロフィは第1回、第2回大会ともに欧州選抜が優勝。08年はタイ国王の姉の死去のため中止となり、翌09年の第3回大会でアジア選抜が初優勝を果たしたが、昨年の第4回大会で欧州選抜がトロフィを奪還。今大会で2年連続Vを達成した欧州選抜は通算成績を4勝1敗とした。

【最終日・シングルス結果】
第1試合:×リャン・ウェンチョン 7&6 ピーター・ハンソン○
第2試合:△ノ・スンヨル AS ヘンリック・ステンソン△
第3試合:×池田勇太 2&1 フレデリック・アンダーソンヘッド○
第4試合:×石川遼 4&2 リース・デービス○
第5試合:×薗田峻輔 1up マッテオ・マナッセロ○
第6試合:×金庚泰 3&1 コリン・モンゴメリー○
第7試合:×ジーブ・ミルカ・シン 1up パブロ・マーティン○
第8試合:△トンチャイ・ジェイディ AS ヨハン・エドフォース△

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