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国内男子

石川&池田、まさかの最下位発進! 首位は藤田ら4人が並走

2009年12月3日(木)午後5:03

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 国内男子ツアーの今季最終戦ゴルフ日本シリーズJTカップは3日、東京都の東京よみうりカントリークラブを舞台に開幕した。雨が降りしきる悪天候の中、賞金王を争う石川遼と池田勇太はともに8オーバー78の大叩き。第1ラウンドは、出場27選手中最下位の26位タイと大きく出遅れた。

 トーナメントをリードしたのは、1アンダー69にスコアをまとめた藤田寛之、富田雅哉、ブレンダン・ジョーンズ(豪)、金庚泰(韓)の4人で、1打差の5位タイに丸山茂樹、矢野東、宮本勝昌、武藤俊憲、丸山大輔の実力者面々。ディフェンディング・チャンピオンのジーブ・ミルカ・シン(インド)が1オーバー71をマークし、日本オープン覇者の小田龍一、近藤共弘らと同じ10位タイにつけている。

 注目の集まる2人はまさかのスタートとなった。ペアリングが賞金ランキング順で組まれるため、初日から池田と同組で回った石川はこの日、序盤の4番パー4でショットが乱れてダブルボギーが先行してしまう。すると7番ではトリプルボギー、9番でもボギーを叩き、前半は6オーバーと散々な内容。折り返してからもコンディションと難コースに悩まされ、1バーディ、3ボギーと不甲斐ない戦いぶりに肩を落とした。

 一方、賞金王奪取には後のない池田も出入りの激しいゴルフに終わった。寒さで負傷している右手が痛むのか、ショットパットともにいまひとつ。3バーディ、5ボギー、3ダブルボギーで石川と並び最下位に沈んだ。勝てば石川の順位にかかわらず賞金王を獲得できる池田だが、首位グループに9打差と逆転でのビッグタイトル奪取に早くも黄信号。それでも不屈の男は最後まで諦めない心づもりだ。

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