国内男子
19年目の初勝利! 野仲茂が魅せた
2010年8月22日(日)午後3:20
国内男子ツアーの関西オープンゴルフ選手権は22日、京都府の田辺カントリー倶楽部を舞台に最終ラウンドの競技を終了。単独2位からスタートした野仲茂が2アンダー68、通算11アンダーで後続に3打差をつけ、92年のプロ転向後以来初のツアー優勝を遂げた。2位にはこの日7バーディを奪うチャージで通算8アンダーまでスコアを伸ばした矢野東が入った。
第3ラウンドでコースレコード62をマークした細川和彦がスコアメイクに苦しみ、単独首位スタートの谷口拓也が6番でダブルボギーを叩くなど前半で3オーバー。ライバルたちが脱落していく中で、序盤から野仲の一人舞台になった。周囲がスコアを落としていくのを尻目に、前半を3バーディ、ノーボギーで折り返す。
「守るものがないので攻めるだけ」とラウンド前に話した野仲は13番で短いパーパットを外し、この日初めてのボギーを喫したものの、その後はミスを犯してもすぐさまリカバリー。17番で難しいスライスラインのバーディトライを沈め、後続に4ストロークの大差をつけて勝負を決めた。
ウィニングパットはボギーパットとなったが、静かに帽子を取ってギャラリーに一礼。苦節19年、歓喜の優勝に満座の拍手が巻き起こった。優勝者インタビューでは「自分のゴルフ人生で勝てることがあるとは思わなかった」と冷静に話した野仲だったが、支えてくれた家族について話を向けられると、思わず口ごもって涙するシーンもあった。
その他の上位陣は、単独3位に通算7アンダーの谷口徹、通算6アンダー4位タイに谷口拓、山下和宏らが入った。細川は4オーバー74と乱れ、通算3アンダー12位に沈んだ。
第3ラウンドでコースレコード62をマークした細川和彦がスコアメイクに苦しみ、単独首位スタートの谷口拓也が6番でダブルボギーを叩くなど前半で3オーバー。ライバルたちが脱落していく中で、序盤から野仲の一人舞台になった。周囲がスコアを落としていくのを尻目に、前半を3バーディ、ノーボギーで折り返す。
「守るものがないので攻めるだけ」とラウンド前に話した野仲は13番で短いパーパットを外し、この日初めてのボギーを喫したものの、その後はミスを犯してもすぐさまリカバリー。17番で難しいスライスラインのバーディトライを沈め、後続に4ストロークの大差をつけて勝負を決めた。
ウィニングパットはボギーパットとなったが、静かに帽子を取ってギャラリーに一礼。苦節19年、歓喜の優勝に満座の拍手が巻き起こった。優勝者インタビューでは「自分のゴルフ人生で勝てることがあるとは思わなかった」と冷静に話した野仲だったが、支えてくれた家族について話を向けられると、思わず口ごもって涙するシーンもあった。
その他の上位陣は、単独3位に通算7アンダーの谷口徹、通算6アンダー4位タイに谷口拓、山下和宏らが入った。細川は4オーバー74と乱れ、通算3アンダー12位に沈んだ。