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国内男子

石川、好プレーも13位タイ後退 池田18位タイ

2009年11月13日(金)午後4:55

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 国内男子ツアーの三井住友VISA太平洋マスターズは13日、静岡県の太平洋クラブ 御殿場コースを舞台に第2ラウンドの競技を行った。前日4位タイにつけていた賞金ランキング2位の石川遼は、4バーディ、3ボギーの1アンダー71とスコアを伸ばしきれず、通算5アンダー13位タイへ後退した。同ランキングトップの池田勇太は、通算4アンダー18位タイに続いている。

 7アンダー65と爆発した今野康晴が通算10アンダーで10位タイから単独トップへ浮上。2打差の2位タイに横尾要、宮里優作、津曲泰弦の3人、さらに1打差の単独5位に近藤共弘、初日のトーナメントリーダー久保谷健一と野仲茂は通算6アンダー6位タイにつけている。

 注目の18歳がタイガー・ウッズ(米)、フィル・ミケルソン(米)ら世界のトッププレーヤーが出場したWGC-HSBCチャンピオンズを経て進化した実力を示した。アウトスタートのこの日、出だしの1番いきなりボギーを叩いた石川だったが、3番パー5でバンカーからの3打目をグリーンオンすると、上りのフックラインを読み切りバーディを奪取。その後も切れ味鋭いショットを武器に3バーディ(2ボギー)を奪って18番パー5を迎えた。

 大ギャラリーの集まる最終ホールでバーディを獲りたい石川だったが、バンカーから放ったセカンドショットはグリーン右手前の池につかまる大ピンチ。それでも果敢にウォーターショットで脱出を計るとクラブが強く入りグリーンをオーバーするが、左足下がりの難しいライから見事なロブショットでピンに寄せてパーをセーブした。スコアは1アンダー71と平凡だったものの、粘り強く我慢したプレー内容には本人も満足。アマチュア時代を含めて過去2度出場している思い入れの深い今大会で、石川は賞金王獲りにつながる大きな1勝をつかみ獲ることができるか?

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