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銅メダルのためにレイアップ? サンデーバックナインの戦略に注目

2016年8月14日(日)午前8:11

 ブラジル・リオデジャネイロのオリンピックゴルフコースで現地時間13日、第3ラウンドの競技を終了したリオデジャネイロ五輪の男子ゴルフ競技。残すは最終日の18ホールとなったが、通算12アンダーのジャスティン・ローズ(英)が単独トップ、1打差をヘンリック・ステンソン(スウェーデン)が追う展開となった。

 サンデーバックナイン、とりわけスコアを伸ばすチャンスが多い16番からの上がり3ホールでは白熱した優勝争いが期待されるが、五輪には普段のツアー競技とは異なる事情がある。それは、銀メダルと銅メダルの存在だ。

 ゴルフでは、ほとんどの試合において優勝者以外は観戦者の記憶に残りにくいものだが、五輪では2位と3位の選手にメダルという栄誉が与えられる。ツアートーナメントでは、トップを追いかける選手は終盤にピンを攻めるプレーを展開するのが常だが、今週に限っては異なる風景を見ることになるかもしれない。

 開幕前に米国代表のバッバ・ワトソンは「状況による」と前置きした上で「銅メダルのために(終盤で)レイアップを選択するかもしれない」と話した。会見では、これをジョークと捉えた記者から笑いが起きたが「真剣な話だ。(攻めた結果、スコアを落として)何も手にしないよりは銅メダルのほうが良い。順位による賞金の違いがない以上、これはメダルを首にかけて、表彰台に立つことができるかどうかの戦いだ」とコメント。ワトソンは、単独3位のマーカス・フレイザー(豪)と3打差の4位タイで最終日を迎える。

 一方で、首位を追いかけて最終日をスタートするステンソンは「普段の試合より2位や3位に意味があったとしても、トップを狙いにいくよ」と、あくまで狙いは金メダルのみ。マット・クーチャー(米)も「金メダルを取りに行く努力をするよ。その結果、銀メダルになろうと、銅メダルになろうと、それは大きな問題ではないんだ」との自身の見解を話した。

 果たして最終日に各選手がどのような戦略を選ぶのか注目だ。

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