その他
R.マッキルロイが溝規制を疑問視
2010年2月3日(水)午前11:47
欧州ツアーの将来を背負って立つ男、ローリー・マッキルロイ(北アイルランド)が、今季のゴルフ界を揺るがしているアイアンの溝規制問題に強烈な一言を放った。クラブやボールなど用具の規制は、いずれもその進化により好スコアが出過ぎてしまうという理由によって行われているが、これに疑問を呈したのだ。
「どうしてグリーンをもっとかたくしたり、ラフを延ばしたりしてスコアを抑えようとしないんだろう。そういったことでゴルフコースはもっとタフにすることができるし、20アンダーの優勝スコアを12アンダーにすることだってできるじゃないか」。こう意見を述べたマッキルロイ。ただし、むやみに難しいセッティングがいいというわけでもない。「テレビのトーナメントで、みんながパーを取るのに苦しんでるのばかり見たくはないよ。ファンはバーディの方が見たいだろうと思う。ピンフラッグに絡むショットや、バーディが見たいんだよ」と、用具の進化を歓迎しない方向性そのものを批判した。
現在世界ランキング9位で、溝規制問題で唯一の例外として論争のまっただ中にあるPing Eye 2アイアンができた頃、マッキルロイは生まれてもいなかった。だが、その20歳の若者が『ゴルフはコースとの戦い』という基本中の基本を世界のゴルフ界に改めて突きつけ、再考を促している。(STATS-AP)
「どうしてグリーンをもっとかたくしたり、ラフを延ばしたりしてスコアを抑えようとしないんだろう。そういったことでゴルフコースはもっとタフにすることができるし、20アンダーの優勝スコアを12アンダーにすることだってできるじゃないか」。こう意見を述べたマッキルロイ。ただし、むやみに難しいセッティングがいいというわけでもない。「テレビのトーナメントで、みんながパーを取るのに苦しんでるのばかり見たくはないよ。ファンはバーディの方が見たいだろうと思う。ピンフラッグに絡むショットや、バーディが見たいんだよ」と、用具の進化を歓迎しない方向性そのものを批判した。
現在世界ランキング9位で、溝規制問題で唯一の例外として論争のまっただ中にあるPing Eye 2アイアンができた頃、マッキルロイは生まれてもいなかった。だが、その20歳の若者が『ゴルフはコースとの戦い』という基本中の基本を世界のゴルフ界に改めて突きつけ、再考を促している。(STATS-AP)