巨漢アンディ・ビーン（米）が2日連続4アンダー67をマークし首位に並びかけた。

　米チャンピオンズツアーのAT＆T選手権がテキサス州サンアントニオのオークヒルズCCを舞台に現地時間の24日、第2ラウンドの競技を終了。次週は賞金ランキング上位30名しか出場できないチャールズ・シュワッブ・カップ選手権が控えており、トップ30入りを目指す選手たちが熾烈な戦いを繰り広げている。

　そんな中、通算8アンダーで首位の座を分け合っているのがビーンと初日からトップを走るラス・コクラン（米）の2人。ビーンは昨年のチャールズ・シュワッブ・カップ選手権以来、およそ1年ぶりの優勝を狙っている。1打差の単独3位に出場3試合連続優勝を目指すジェイ・ハース（米）が続き、この日4アンダー67で回ったジェフ・スルーマン（米）が通算6アンダーで前日の16位タイから4位タイに浮上。同じ4位タイにトム・カイト（米）がつけている。

　現在賞金ランクトップのベルンハルト・ランガー（独）は通算4アンダーで初日の23位タイから9位タイに順位を上げたが、同ランク2位のローレン・ロバーツ（米）はスコアを1つ落とし、通算1オーバーで41位タイに低迷中。初日トップタイと好調な滑り出しを切ったルーキーのキース・クリアウォーター（米）は3オーバー74と乱れ、通算2アンダー17位タイに後退した。

　尚、日本勢は今大会に出場していない。