ベルンハルト・ランガー（独）が、連覇のかかる米チャンピオンズツアーのエースグループ・クラシック（現地時間17?19日、フロリダ州ツインイーグルスGC）で復活優勝にターゲットを絞っている。

　ランガーは昨季大会で優勝を飾ったものの、3月に左手親指の手術を受けて3か月以上実戦から遠ざかった。6月の欧州シニアツアーで戦線復帰を果たしたが、その後は勝利には及ばず、わずか1勝でシーズンを終えた。

　そんな悔しいシーズンを送ったランガーだけに、今季は満を持してのシーズンイン。開幕戦の三菱エレクトリック チャンピオンシップ at フアラライで15位タイ、先週のアリアンツ選手権で3位タイと徐々に調子を上げており、「優勝するのは大好きだし、今でも情熱を持っている。優勝争いをするのが目標だし、チャンピオンズツアーのメジャー大会でももっと勝ちたい」と、54歳で迎えたシーズンもやる気は一向に衰えておらず、連覇のかかる今大会で1年ぶりの勝利を手にしようとしている。

　その他、三菱エレクトリック チャンピオンシップ覇者のダン・フォースマン（米）、アリアンツ選手権でチャンピオンズツアー初Vを達成したコリー・ペイビン（米）、昨季賞金王のトム・レーマン（米）、ジェイ・ハース（米）、マーク・オメーラ（米）、ニック・プライス（ジンバブエ）ら実力者が揃って参戦。復活Vを目指すランガーの前に立ちふさがる。