J.トーマスが「59」と大爆発 ツアー史上7人目、最年少での50台
2017年1月13日(金)午後1:26
米男子ツアーのソニー・オープン・イン・ハワイが現地時間12日に開幕。第1ラウンドの競技を終了したが、ジャスティン・トーマス(米)が11アンダー「59」をマーク。ツアー史上7人目、そして最年少での50台のラウンドとなった。
この日インスタートとなったトーマスは、いきなり10番 パー4の2打目をカップに沈めてイーグル発進。続く11番はボギーとしたが、13番からの6ホールで5バーディを奪う猛チャージを見せ、前半を6アンダー「29」で折り返す。すると後半に入っても勢いは衰えることなく、出だしの1番から4ホールで3バーディ。9アンダーで迎えた最終9番パー5では、2オンに成功してピンそば4メートルのイーグルチャンスにつけると、これを難なく沈めて2イーグル、8バーディ、1ボギーでの快挙達成となった。
23歳にして、これまでに50台でプレーした偉大な選手たちの仲間入りを果たしたトーマスは「どんな競技であっても、歴史の1つとなるということは素晴らしい」と喜びを表現。最終ホールでは「多くのことは考えなかった」と話し「とにかくパッティングを決めることに集中していた。このパットを決める意味を分かっていたからね」と偉業を成し遂げた瞬間を振り返った。
前週のトーナメント・オブ・チャンピオンズでは、通算22アンダーで今季2勝目を飾っているトーマス。連勝を狙っての今大会となるが、今季3勝目に向けて最高のスタートを切った。果たして、最終日にトロフィを掲げて記録に華を添えることができるのか、残り3日間のプレーにも注目だ。