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M.カイマー、賞金王に望み繋ぐ暫定首位タイ!

2009年10月24日(土)午前10:05

 ドイツの新星マーティン・カイマーが欧州ツアーの賞金王に望みを繋ぐ暫定トップタイに浮上だ。

 同ツアーのカステロ・マスターズ・コスタ・アサールはスペインのクラブ・デ・カンポ・デル・メディテラネオを舞台に、現地時間の23日、サスペンデッドとなった第1ラウンドの続きと第2ラウンドを行なったが、強風のため進行が遅れた初日の影響で、この日も全員がホールアウトすることができず、2日連続サスペンデッドとなった。

 そんな中、暫定トップの座を分け合ったのがカイマーとロバート・アレンビー(豪)の2人。通算12アンダーは暫定3位のディフェンディング・チャンピオン、セルヒオ・ガルシア(スペイン/15ホール終了)に1打差をつけトーナメントをリード。ちなみにガルシアにとって開催コースは父・ビクター氏が所属し幼い頃から慣れ親しんだホームコースでもある。そして通算10アンダー、暫定4位タイにマスターズ2勝のベテラン、ホゼ・マリア・オラサバル(スペイン/14ホール終了)とシブ・カプール(インド)が続いている。

 今季、中盤に2勝し、一時賞金ランクトップを快走していたカイマーだが、8月中旬プライベートで楽しんだゴーカートレースの最中に事故を起こし、つま先を骨折して長期療養を余儀なくされた。2か月のブランクのあと練習を再開したのはつい数日前。そのため初日は「70で回れれば上出来だと思っていた」と言うが、強風の中、本人の予想を大きく上回る『63』と爆発。2日目もスコアを4つ伸ばして優勝戦線の先頭を走ることに。

 今でも足にはチタンのプレートとスクリューが埋め込まれており、今後9か月はそのまま「サイボーグ生活」が続く。「スイングに影響はないけれど、終盤の数ホールは足にかなりの痛みを感じた。医者にはあまり歩くな、と言われているけれど、試合になるとそうは言っていられない。アイシングをして明日に備えるよ」(カイマー)。

 母国の英雄ベルンハルト・ランガー(独)の後継者と目されるカイマーが、もし今大会で優勝すればリー・ウェストウッド(英)、ローリー・マッキルロイ(北アイルランド)を抜いて再び賞金ランクトップに躍り出る。ケガにめげず24歳が、大詰めを迎えたシーズン終盤、貴重な1勝を目指している。

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