No.1に挑むR.マキロイ参戦、復活V目指すタイガーは暴露本に怒り!
2012年3月1日(木)午後1:51
- この記事のキーワード
ローリー・マキロイ(北アイルランド)が、世界ランクNo.1の座をかけて米男子ツアー、ザ・ホンダ・クラシック(現地時間1?4日/フロリダ州、PGAナショナルGCチャンピオンC)に出場する。
先週のWGC-アクセンチュア・マッチプレー選手権で、現在の世界ランク1位、ルーク・ドナルド(英)が1回戦敗退となったため、優勝すれば王座を奪えた。ライバルのリー・ウェストウッド(英)を準決勝で破り、決勝まで駒を進めたマキロイだったが、ハンター・メイハン(米)に惜敗。残念ながら王座につくことはかなわなかった。
だが、今週もチャンスは続いている。ドナルドは試合に出ないため、勝てば王座につけるとあってやる気満々。持ち前のマイペースさも維持しており存在感抜群だ。
一方、タイガー・ウッズ(米)はプロ転向後、初めての大会出場を決断。ギャラリー数が昨年に比べて約5万人も増えることが予想され、復活優勝の舞台になるかどうか期待が集まっている。
ところが大会前のインタビューでは、元コーチのハンク・ヘイニー氏の著書“ザ・ビッグ・ミス”のことまで話が及び、不機嫌モード全開。「アンプロフェッショナルで非常に失望している。自分と一緒に仕事をした相手で、友達として信頼していたから特にだ」と、これまでと同じ返事を繰り返し、最後には「もうすべて話した」と、怒気をはらんだ声で言い放った。
この“暴露本”の発売日はマスターズ直前の3月27日。様々な内容がすでにちらほら漏れてきており、噂は広まる一方だが、タイガーはそれをシャットアウトするためにも、早く復活優勝するしかない状況に追い込まれている。
前週4位に終わったウェストウッドも参戦。予選ラウンドではタイガー、イアン・ポルター(英)と同組でプレーするとあってさらにモチベーションが上がっている。
他に世界ランク50位以内に入ってマスターズ出場権を手にしたいアーニー・エルス(南ア)や昨年のマスターズ王者、チャール・シュワーツェル(南ア)、先週の米ツアー、マヤコバ・ゴルフ・クラシックで初Vを達成したルーキーのジョン・ハー(米)に加え、パドレイ・ハリントン(アイルランド)、ダレン・クラーク(北アイルランド)らメジャーチャンピオンも参戦。帝王ジャック・ニクラウス設計のコースに立ち向かう。
尚、日本勢は出場しない。