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タイガー、ハーフ『28』で単独トップ!

2007年9月15日(土)午前0:00

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 タイガー・ウッズ(米)の快進撃が止まらない。

 米男子ツアーのフェデックスカッププレーオフシリーズ最終戦、ザ・ツアー選手権はフェデックスカップポイントランク上位30名を一堂に会し、ジョージア州アトランタのイースト・レイクGCを舞台に現地時間の14日、荒天サスペンデッドとなった第1ラウンドの続きと第2ラウンドを終了。初日同様に雨模様のこの日、ハーフ『28』と爆発したタイガーが通算13アンダーまでスコアを伸ばし、2位のウッディ・オースティン(米)に3打差をつけ、早くも独走態勢に入った。

「勝てばすべてが解決する。今週は自分の仕事を最後まで遂行するために来た」と言うフェデックスカップポイントランク現在1位のタイガーだが、第2ラウンドでは4番から怒濤の5連続バーディを奪ったあと、9番パー5では実に20メートルものイーグルパットをねじ込み、ハーフ『28』をマーク。後半は2バーディ、2ボギーでスコアを伸ばせなかったが、7アンダー63はこの日のベストスコア。それでも「アウトを28で回ったことは、アテストの時まで気づかなかった」と言うから、目の前の1打にいかに集中していたかがわかる。

 ポイントランク上位勢は、2位のスティーブ・ストリッカー(米)が通算4アンダー16位タイ、ポイントランク3位のフィル・ミケルソン(米)が通算6アンダー12位タイにつけるのがやっと、という現状だけに他のプレーヤーがタイガーを逆転する可能性は限りなくゼロに近づいた。タイガーと同組でプレーしたストリッカーは勝てば逆転でポイントランク1位の可能性があるが、「もうお手上げ。彼は(パットを)どこからでも入れて来る。何度かショットはタイガーの内側につけたのに、終わってみれば、向こうがバーディでこっちがパー。成す術が見当たらないよ」と諦めの表情を浮かべた。

 通算9アンダーで3位タイに浮上したベテランのマーク・カルカベッキア(米)も「できればタイガーには59を出してもらいたかった。出だし3ホールがパーだったの? そりゃ、タイガーにしては悪過ぎたね」と逆説的に世界ランクナンバー1プレーヤーを絶賛した。

 勝てば前週のBMW選手権に続く今季7勝目。通算61勝目になるが、課題のパッティングがこれほど好調となれば、タイガーに死角はない。賞金王レーストップのタイガーが、フェデックスカップでも1位を獲り、ボーナスの1,000万ドル(約11億5,000万円)を手にするのは当然といえば至極当然の成り行きになりそうだ。

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