井戸木、倉本ら5人が挑む全英シニアOP
2013年7月25日(木)午前11:01
井戸木鴻樹が英国に渡ってメジャー2勝目に挑む。
米チャンピオンズツアー今季メジャー最終戦の全英シニアオープン現地時間25日より開幕する。今季の舞台は過去何度も全英オープン、全英女子オープンが開催されている名門ロイヤルバークデールGC(英)だ。日本からは5月のシニアPGA選手権で日本人初のメジャーチャンピオンに輝いた井戸木鴻樹を筆頭に、大会が米チャンピオンズツアーのメジャー扱いになる前の2002年に優勝している須貝昇、予選会から勝ちあがった倉本昌弘、友利勝良、奥田靖己の5人が出場する。
もちろん最も期待が集まるのは井戸木だ。シニアPGA選手権優勝後は注目度が一気にアップ。米チャンピオンズツアーの出場権も獲得し、国内シニアツアーとの掛け持ち生活が始まった。日常は一変したが、それでも自分のゴルフを最後まで貫く姿勢は相変わらずで、メジャーの舞台でもこれが何よりの武器となるのは間違いない。
予選会組も侮れない。米チャンピオンズツアー常駐経験もあり、欧州シニアツアーでも優勝している倉本、欧州レギュラーツアーでのプレー経験豊富な友利、奥田はいずれも一筋縄ではいかない選手たちだ。今回はいったい誰がどんな旋風を巻き起こしてくれるのか。最後まで目が離せない。
優勝候補筆頭はシニアPGA選手権で井戸木に逆転負けし、その悔しさを糧にコンステレーション シニアプレーヤーズ チャンピオンシップ、全米シニアオープンとメジャー2連勝したケニー・ペリー(米)だ。連覇を狙うフレッド・カプルス(米)、ベルンハルト・ランガー(独)、トム・レーマン(米)、トム・ワトソン(米)、マーク・オメーラ(米)ら、役者が揃った大会をどんな天候が歓迎してくれるのか。ゴルフファンなら見逃せない戦いとなる。