タイガー圧勝! 記録づくめのツアー通算79勝目 松山21位タイ
2013年8月5日(月)午前8:27
タイガー・ウッズ(米)が貫禄のゴルフで後続に7打差をつけ、同一大会8勝目を達成した。
世界ゴルフ選手権(WGC)シリーズの今季最終戦でありメジャー前哨戦として位置づけられるWGC - ブリヂストンインビテーショナルは現地時間4日、オハイオ州のファイアーストーンCCを舞台に最終ラウンドの競技を終了。1バーディ、1ボギーのイーブンパー70とチャージこそならなかったが通算15アンダーで2位に並んだディフェンディング・チャンピオンのキーガン・ブラッドリー(米)とヘンリック・ステンソン(スウェーデン)に7ストロークの大差をつけ逃げ切ってツアー通算79勝を挙げた。
「なぜだろうね。このコースは自分の目にフィットするんだ。心地良くプレー出来た」と、往年の名プレーヤー、サム・スニード(米)の同一大会8勝のツアー記録に並び(自身もアーノルド・パーマー招待で大会8勝の記録を保持)白い歯を見せたタイガー。優勝を決めた直後には長男チャーリー君を抱え上げ、柔和な父親の顔を見せた。シーズン5勝目を挙げたことでツアー通算勝利数もスニードが持つ最多記録『82』まであと3勝と迫り、次週行われる米男子ツアー今季メジャー最終戦の第95回 全米プロゴルフ選手権(8?11日/ニューヨーク州、オークヒルCC)に弾み。強いタイガーが帰った来たことで、足踏みしているメジャー勝利数を『15』に伸ばすチャンスが訪れた。
一方、17位タイから上位進出を目指した松山英樹は「アウト(フロントナイン)でアンダーパーをマークしたい」という言葉通り2バーディ、1ボギーの1アンダーで折り返すも後半3つボギーを叩いて1オーバー71。最終日にスコアを伸ばせず通算1オーバーでフィル・ミケルソン(米)、リッキー・ファウラー(米)と並ぶ21位タイに終わった。しかし米ツアーの今季獲得賞金は58万ドルを超え(約5,800万円)目下のランキングに照らし合わせると120位相当。来季のシード権(賞金ランクまたはフェデックスカップポイントランク125位以内)獲得に大きく一歩近づいた。
尚、小平智は通算13オーバー65位タイ、谷口徹は通算20オーバー単独71位に終わっている。
≪WGC - ブリヂストンインビテーショナル放送予定≫
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