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国内男子

平塚、4打差逆転で2年半ぶり勝利! 遼は34位タイ

2011年9月25日(日)午後5:33

 アジア太平洋地域No.1決定戦で、国内男子ツアーの一戦でもあるアジアパシフィック パナソニックオープンは25日、滋賀県の琵琶湖カントリー倶楽部を舞台に最終ラウンドの競技を終了。上位陣がスコアメイクに苦しむ中、トップに4打差の6位タイでスタートした平塚哲二が4アンダー67で回り、後続に3打差をつけて2年半ぶりの勝利をつかんだ。

 4打差の中に10人がひしめく混戦となった最終ラウンド。単独首位スタートの丸山大輔が前半で3ボギー、2位タイでスタートした松村道央がバーディ発進を見せながらもその後3連続ボギーを喫するなど、上位陣が崩れて一層混戦の様相を深めていく。

 松村と同じ2位タイでスタートしたS・K・ホ(韓)はイーブンパーでのハーフターンを果たし、この時点ではトップに立っていたが、このS・K・ホを平塚が猛追する。平塚はこの日、1番でいきなりボギーを叩く苦しい出だしとなったものの、前半をイーブンパーで終えると11番パー4でチップインイーグル。これで一気にS・K・ホと並ぶと、13番でバーディを奪いリーダーボードの最上位に立った。

 その後も16番でスコアを伸ばした平塚は、17番でバンカーに捕まり、18番ではバーディトライが大きくショートするなどのトラブルに見舞われながらも、いずれもパーセーブ。通算8アンダーでラウンドを終え、後続の結果を待つことになった。平塚を追うS・K・ホも16番まで平塚に1打差と食い下がっていたが、17番、18番で連続ボギー。国内メジャー通算3勝の実力者を抑えて平塚が逃げ切り、ツアー通算6勝目を挙げた。

 上位陣は、S・K・ホと金度勲(韓)が平塚と3打差の通算5アンダーで並び2位タイ。丸山は初日首位のジェイブ・クルーガー(南ア)、藤田寛之、武藤俊憲、ジーブ・ミルカ・シン(インド)と並び通算4アンダーの4位タイ。松村は後半も崩れ、矢野東らと並んで通算3アンダーの9位タイだった。

 その他、2年連続賞金王を狙う金庚泰(韓)は通算1アンダー15位タイ。池田勇太は通算2オーバー30位タイ。石川遼は13番パー3で惜しくもホールインワンならずというスーパーショットを見せたものの、通算3オーバーで34位タイに沈んだ。また、藤本佳則(東北福祉大4年)が通算2アンダー12位タイでローアマチュアに輝いている。

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