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ソルハイムカップ13連続出場を目指すL.デービース

2013年7月26日(金)午後1:31

 ベテランのローラ・デービース(英)が13回目のソルハイムカップ出場に向けて意欲を燃やしている。

 女子のライダーカップと呼ばれるソルハイムカップは1990年に始まった名誉をかけた欧米チーム対抗戦。欧米両ツアーで活躍するデービースは、過去12回すべての大会で欧州チームの一員としてプレーしてきた。

 今年の大会は現地時間8月16日に開幕。米コロラド州コロラドGCで行われる決戦まで残り3週間となった。メンバー決定まではあと2試合だが、今のところデービースはその中に入っていない。13連続出場を果たすためには、26日から開催される欧州女子ツアー、ISPSハンダ・レディス・ヨーロピアン・マスターズ(英、バッキンガムシャーGC)と、次週の米女子ツアー今季メジャー第4戦、全英リコー女子オープン(8月1?4日/スコットランド、セントアンドリュース オールドC)で結果を出さなければならないところまで追い込まれている。

 リサロッティ・ノイマン主将(スウェーデン)率いる欧州チームの選出方法はまず、成績で8人を選ぶ。欧州出身選手のうち、成績をポイントに換算するソルハイムカップポイント上位4人に加え、ロレックスランキング(女子世界ランキング)上位4人(ソルハイムカップポイント上位者を除く)が選出される。さらに主将推薦による4人を合わせた12人の女戦士が誕生することになっている。

 現在、デービースのソルハイムカップポイントランキングは21位。同4位のキャロライン・マッソン(独)とは66.5ポイント差だ。これを逆転するには、最大40ポイントが加算される今週と、最大60ポイント獲得できる次週の全英リコー女子オープンで、往年の強さを見せなければならないことになる。

「あと2週間ある。(成績で)チーム入りするにはポイントを稼がないと。どちらかで優勝するかトップ3に入るしかない」と言い切り、まだまだ元気なところを見せるデービース。だが、すでに49歳になっており、最後に勝ったのは2010年。1987年全米女子オープンで、当時飛ぶ鳥を落とす勢いだった岡本綾子と、大ベテランのジョアン・カーナー(米)を18ホールに及ぶプレーオフで撃破して優勝。その飛距離と共に強烈な存在感を示し、活躍し続けたデービースのこと。主将のノイマンは、翌年の全米女子オープンを制してデービースに続き、その後も欧米両女子ツアーで一緒に戦った仲間でもある。デービースの経験と底力を評価し、推薦してもらえる可能性も高いが、本人は実力でチーム入りし意地を見せたいところだ。

 今週のISPSハンダ・レディス・ヨーロピアン・マスターズには、ほかにカリー・ウェブ(豪)、ソフィ・グスタフソン(スウェーデン)ら、力のある選手たちが顔を揃える。地元で行われるメジャー前哨戦でデービースが復活できるのか。ソルハイムカップ出場と共に目が離せない。

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