海外男子
タイガー世界No.1キープ チャンスの4人は逆転ならず
2014年5月12日(月)午前11:01
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4人に王座奪取のチャンスがあった米男子ツアーのザ・プレーヤーズ選手権(現地時間8?11日/フロリダ州TPCソーグラス)だが、現・世界ランク1位のタイガー・ウッズ(米)を超える選手は現れなかった。
同ランク2位のアダム・スコット(豪)は今大会で16位以内に入れば初のNo.1浮上のチャンスだったが初日の出遅れが響き、通算2アンダー38位タイ止まり。ディフェンディング・チャンピオンながら腰の手術の影響で欠場を余儀なくされた“タイガー超え”はならなかった。
「今年は何度か(No.1浮上の)チャンスがあったけれど、なかなか上手く行っていない。ただそれはプレッシャーを感じているからではなく、ゴルフの調子が今ひとつだから」と釈明したスコット。ただ今回はチャンスを逃したが、タイガーの復帰までにNo.1浮上のチャンスは十分にありそうだ。
一方、トップ6以内でNo.1の座を奪う可能性があった同ランク3位のヘンリック・ステンソン(スウェーデン)も34位タイ(通算3アンダー)に沈み悲願達成ならず。単独2位以内でNo.1浮上のチャンスがあった同ランク4位のバッバ・ワトソン(米)は最終日に4オーバー76と崩れ通算1アンダー48位タイフィニッシュ。優勝が条件だった同ランク5位のマット・クーチャー(米)も2年ぶりの大会制覇ならず17位タイ(通算6アンダー)に終わったため、タイガーの1位は変わらず、ランキングの変動は次週以降に持ち越されることになった。