藤田が単独首位を堅守! 松山は9位タイ浮上
2013年7月5日(金)午後6:38
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国内男子ツアーの長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップゴルフトーナメントは5日、北海道のザ・ノースカントリーゴルフクラブを舞台に第2ラウンドの競技を終了。初日8アンダー64をマークして単独首位に立った藤田寛之が、後半にダブルボギーを叩くなど崩れるもリードを守り切りきっちり首位の座をキープしている。
前日、本人が「100点満点」と語ったゴルフで単独首位に立った藤田だが、この日は苦しんだ。アウトスタートの前半を4バーディ、1ボギーで回ったところまではよかったが、11番でボギーを叩くと徐々に流れは悪い方に。13番ボギー、14番バーディで迎えた16番では痛恨のダブルボギーを叩いてしまう。それでも17番でバーディを奪った藤田は1アンダー71で切り抜け、通算9アンダーにスコアを伸ばして依然単独トップを堅守している。
一方、初日やや出遅れた松山英樹は、前日不調だったパットが決まりバーディを量産。1番スタートの前半こそバーディとボギーが交互にくる一進一退のゴルフが続いたが、後半は終盤の14番、16番、18番でバーディを奪い、5アンダー67でフィニッシュ。通算6アンダーとし、前日の47位タイから大きく順位を上げて9位タイに浮上した。
その他上位陣では、通算8アンダー2位タイに片山晋呉、井上信、河野祐輝、金亨成(韓)の4人、通算7アンダー6位タイに宮本勝昌、宮里優作ら。ディフェンディング・チャンピオンの李京勲(韓)は3つスコアを伸ばして通算5アンダー13位タイ、ツアー通算10勝のうち北海道で3勝と相性が良い池田勇太は、1アンダー71で回り通算3アンダー37位タイで予選を突破した。
一方、現在は左手親指付け根痛で治療に専念し、これが今季初戦となった丸山茂樹は、3バーディ、3ボギーのイーブンパー72とスコアを伸ばすことができず、通算2アンダー47位タイに後退している。