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国内男子

宮本4年ぶりのツアーV! 谷原とのプレーオフを制す

2014年9月21日(日)午後4:31

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 国内男子ツアーのANAオープンゴルフトーナメントは21日、北海道の札幌ゴルフ倶楽部 輪厚コースを舞台に最終ラウンドの競技を終了。通算18アンダーで並んだ宮本勝昌と谷原秀人がプレーオフに突入し、1ホール目でバーディ奪取に成功した宮本が2010年日本ゴルフツアー選手権以来となるツアー通算8勝目を達成した。

 この日、宮本と谷原は通算13アンダートップタイからスタート。フロントナインを終えて4つスコアを伸ばした宮本が2打リードしたが、12番で谷原がバーディを奪ったのに対し宮本がボギーを叩いて再びタイスコアに。ここから2人のつばぜり合いが始まった。14番バーディで谷原が逆転に成功すると、宮本は16番、17番でスーパーショットから連続バーディを奪って(谷原も16番バーディ)再度トップタイに浮上する。

 最終18番は互いにパー。2人の戦いは18ホールで決着がつかず、ついにプレーオフに突入した。そのまま18番パー4で行われたプレーオフ1ホール目、左ラフからの2打目をグリーン右のラフに打ち込んだ谷原に対し、宮本はピン横約6メートルに2オン。谷原はその後アプローチを約40センチにつけるナイスリカバリーを見せ追いすがったが、宮本がバーディパットを沈めて4年ぶりの栄冠に輝いた。

 プレーオフに敗れた谷原が単独2位。通算16アンダー3位タイに藤本佳則、金亨成(韓)、梁津萬(中)が入った。また、今季4試合目の国内参戦となった石川遼は6バーディ、2ボギーとスコアを4つ伸ばして、同じく大会ホストの池田勇太と並ぶ通算10アンダー15位タイでフィニッシュ。17日に23歳の誕生日を迎えた石川にとってバースデーウィークVとはならなかったが、苦手輪厚で最後まで崩れることなく二桁アンダーにスコアを乗せるなど成長の証を見せた。

 尚、石川は次週のアジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップ ダイヤモンドカップゴルフ(25?28日/茨城県、大利根カントリークラブ 西コース)にも出場する予定だ。

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