タイガー、復活Vで21位浮上! 遼48位
2011年12月6日(火)午前10:11
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タイガー・ウッズ(米)が、世界ランクNo.1返り咲きの狼煙を上げた。
米男子ツアーの公式競技ではないものの、世界ランキングのポイント獲得対象となるシェブロン・ワールド・チャレンジに出場したタイガー。最終日、ザック・ジョンソン(米)に1打ビハインドで迎えた17番で4.5メートル、18番で2メートルのパットを沈め土壇場でジョンソンを逆転。2009年のオーストラリアン・マスターズ以来となる2年ぶりの復活優勝を飾り、米国時間5日発表の最新世界ランキングで52位から21位へとジャンプアップした。
過去、史上最長の通算623週にわたってNo.1の座についていたタイガー。先月行われた豪州ツアーのオーストラリアン・オープンで米国勢最高の単独3位、そして今回の復活Vとここ数戦で確実に調子を上げており、来季は再び王座の座つくべく開幕からのスタートダッシュに期待したい。ちなみに、来年タイガーはアブダビで行われる欧州ツアーのアブダビHSBCゴルフ選手権(現地時間2012年1月26?29日/UAE、アブダビGC)で始動する予定。
上位陣は1位ルーク・ドナルド(英)、2位は欧州ツアーとアジアンツアー共催のUBS香港オープンで優勝したローリー・マキロイ(北アイルランド)、3位は元祖高額賞金トーナメントとして知られるネッドバンク・ゴルフ・チャレンジで連覇を達成したリー・ウェストウッド(英)で変動はなかった。
日本勢では、今年最後の時点でのランクキング50位以内に残り、来年のマスターズ出場権を獲得したい石川遼が49位から48位へ。国内男子ツアー今季最終戦、ゴルフ日本シリーズJTカップで連覇を飾った藤田寛之は87位から71位、藤田にプレーオフで敗れた谷口徹も70位から61位へと順位を上げている。その他、池田勇太が75位、小田孔明が84位、平塚哲二が90位となっている。