2打罰で首位陥落のR.マキロイ「注意力散漫だった…」
2012年1月28日(土)午後1:44
初日首位タイと絶好の滑り出しを見せたローリー・マキロイ(北アイルランド)だったが、2日目は手痛いミスで後退を余儀なくされた。
現地時間27日に行われた欧州ツアー、アブダビHSBCゴルフ選手権(UAE、アブダビGC)の第2ラウンド。前日5アンダー67の好スコアをマークし、この日首位タイからスタートしたマキロイは、出だしの1番をいきなりボギーとすると、3番でダブルボギーを叩く冴えない立ち上がり。しかし4番から8番までに3つのバーディを奪い返し、再びリーダーボードの上位に舞い戻る。
ところが9番パー4で第2打がまだグリーンに乗っていないのに、グリーン上の砂を払う“うっかり”ミス。ボールがグリーン上にあれば問題はないが、まだ乗っていないのにライの改善を行うのはルール違反。結局パーでホールアウトしたそのホールは、2打罰が科されてダブルボギーとなり、マキロイはこの日イーブンパー72にとどまり通算5アンダーで4位タイに後退した。
ラウンド後のインタビューでは「注意力が散漫だった」と反省しきりだったが、同伴プレーヤーのルーク・ドナルド(英)に指摘されるまで「(ルール違反に)気づかなかった」と苦笑いを浮かべたマキロイ。それでも「全く無意識にやってしまったこと。もう2度としないと誓うよ」と若き世界No.3は週末の巻き返しを胸に誓った。
尚、首位には通算7アンダーとしたマキロイと同じ年(22歳)のトービヨン・オルセン(デンマーク)が浮上。また、この日3アンダー69で回ったタイガー・ウッズ(米)は通算5アンダーの4位タイとし、予選ラウンドと同じく3日目もマキロイと同組で回ることとなった。