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国内男子

石川遼、2打差7位タイ好発進! 連覇狙う藤田ら3人が首位並走

2011年12月1日(木)午後5:56

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 国内男子ツアー今季最終戦、ゴルフ日本シリーズJTカップが1日、東京都の東京よみうりカントリークラブを舞台に開幕。今季公式戦最終戦でもある同大会でシーズン初優勝を目指す石川遼は、3バーディ、1ボギーの2アンダー68で回って首位と2打差の7位タイと好発進を切った。首位に立ったのは、4アンダー66をマークしたディフェンディング・チャンピオンの藤田寛之、今季1勝のドンファン(韓)、谷口徹の3人。1打差の4位タイに宮里優作、片山晋呉、平塚哲二がつけている。

 昨季大会の優勝者と今季の同ツアー優勝者、そして賞金ランキング25位まで(国内ツアーの獲得賞金のみ加算)の総勢28人のみに出場が許された同大会。賞金ランク3位につけながらも今季未勝利の石川はこの日、前半を1バーディ、ノーボギーで回って1アンダーで折り返す。後半に入って11番でボギーのあと、12番でバーディを奪い返すと、終盤の17番でもバーディを奪って2アンダー68でホールアウト。松村道央、S・K・ホ(韓)らと並んで7位タイと好ポジションを確保した。

 今大会で今季初Vとともに史上4人目となる4年連続の獲得賞金1億円超えを目指す石川。単独3位以上なら1億円を突破することになるが、アマチュア時代の2007年から続く5年連続ツアー優勝を達成するためにはここで勝つしかない。残り3日間、どのようなプレーを見せてくれるか注目したい。

 また、大会連覇を狙う藤田寛之も今季初勝利を目指すひとり。この日は、1番バーディで幸先の良いスタートを切ると、6番でもバーディを奪って前半は2アンダー。後半も14番、17番でスコアを伸ばして4バーディ、ノーボギーの会心のゴルフでリーダーボードの最上段を射止めた。

 先月の三井住友VISA太平洋マスターズでアマチュアながら優勝を飾り、史上3人目の快挙を達成した松山英樹は、序盤こそ2番、4番でバーディを奪って好調な立ち上がりとなったが、6番で痛恨のダブルボギー。8番でもスコアを落として1オーバーで後半へ。ところが、後半出だしの10番でバーディを奪取すると、15番をボギーとしたものの16番、17番で連続バーディを決めて1アンダー69にスコアをまとめ、丸山大輔と並ぶ12位タイで初日を終えた。

 一方で、シーズン終盤不調の池田勇太は、この日も前半で6ボギー(1バーディ)を叩く大乱調。後半も2バーディ、2ボギーとスコアを伸ばせず、5オーバー75で最下位の単独28位に沈んでいる。

 なお、今季賞金王に輝いたベ・サンムン(韓)、昨季賞金王の金庚泰(韓)は欠場している。

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