28日にガンで亡くなった故・杉原輝雄氏を、ジャンボこと尾崎将司がブログで追悼した。

　公式なコメントはすでに出していたジャンボだったが『サヨナラ、杉原のオッサン』のタイトルで29日になって杉原氏とのエピソードを披露。毒舌ながら故人への思いがつまった一筆を寄せている。

　10年以上にわたってガンと戦い続けた杉原氏に対し『長い間の闘病生活はさぞ辛い事であったと思う。スポーツ選手が身体が悪いとどれだけストレスがたまるか、私も腰の件で良く分かっている』と、つづった上で、尊敬と感謝の気持ちをあふれさせた。

　来年1月24日には65歳になるが現役にこだわる尾崎にとって、74歳でこの世を去った杉原氏は、先輩であると同時に常にエネルギーの源であり、ライバルであり、ケンカ相手でもあったに違いない。「本当にオッサン、安らかに！！　ありがとう」でしめた尾崎の追悼文。杉原氏の死を後輩たちみんなが悼み、ゴルフ界をさらに発展させることを誓ったのは間違いないが、特に悲報に心を痛め、また励まされたのがジャンボだったことがひしひしと伝わってくる。