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国内男子

石川、松山らトッププレーヤーが国内ツアー最終決戦!!

2011年11月30日(水)午前11:33

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 今季の国内ツアー優勝者と賞金ランキング25位まで(国内ツアーの獲得賞金のみ加算)の選手だけが出場を許される最終戦、ゴルフ日本シリーズJTカップは12月1日、東京よみうりカントリークラブで開幕。米ツアーのクォリファイング・トーナメント(QT)に出場する今季国内ツアー賞金王ベ・サンムン(韓)や昨季賞金王の金庚泰(韓)は欠場するが、今季公式戦最終戦でもある今大会を制するべく選ばれしトッププロが激突する。

 注目は、昨年、一昨年と同大会で賞金王争いを演じた石川遼。今季は未勝利のまま最終戦を迎えることになり、賞金王タイトル奪還の望みもついえ不本意なシーズンとなっているが、悔しい思いに浸っている暇はない。

 その理由は、来季の米男子ツアーメジャー初戦、マスターズの出場権がまだ得られていない事にある。現在、世界ランクは49位。今年最後のランキングで50位以内に入ればオーガスタ行きが確定するが、入れなければ来年4月の大会直前までに50位以内入りしなければならない。欧米に比べて開幕が遅い日本ツアーを主戦場にする以上、この条件は非常に厳しい。だからこそ、ここで有終の美を飾り、マスターズへの切符を勝ち取りたいはずだ。

 同い年でアマチュアの松山英樹は、三井住友VISA太平洋マスターズで優勝し、今大会の出場を決めた。こちらはすでにアジアアマで連覇を果たし、いの一番でマスターズ出場を決めている。同世代のライバルとして、石川も後れを取るわけにはいかない。

 また、フルフィールド最終戦だった先週のカシオワールドオープンゴルフトーナメントで優勝を争い、滑り込みで出場権を獲得した宮里優作にも注目したい。先週は大詰めの17番でボギーを叩き、最終ホールでイーグルを奪った高山忠洋に敗れ単独2位に終わった。ツアー初優勝はまたしても逃したが、それでもこの結果で賞金ランキングは52位から22位まで一気に上昇、今大会の出場を果たした。

 アマチュア時代には日本の第一人者として知られた宮里三兄弟の次男だが、プロ入り後は期待に反して未勝利。アマチュアのうちにプロツアーで優勝し、今では米女子ツアーのトッププレーヤーとして羽ばたいている妹、藍に大きく水をあけられ“藍ちゃんのお兄ちゃん”と言われる状況。さらにはアマ時代の実績では大差をつけていた長兄、聖志がプロでのツアー優勝を先に果たし、優作の影はすっかり薄くなってしまった。

 先週の優勝争いは日陰の存在に甘んじる次男、優作の眠れる才能を呼び覚ましたか? 最終戦でその真偽を確かめたい。

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