全英切符は誰の手に!? 森田は復調のきっかけをつかめるか
2014年5月22日(木)午前11:39
国内女子ツアーの中京テレビ・ブリヂストンレディスオープンは23日、愛知県の中京ゴルフ倶楽部 石野コースを舞台に開幕。今週の最大の関心ごとと言えば、やはり今大会終了時点の賞金ランキング上位5人に与えられる全英リコー女子オープン(現地時間7月10?13日/英ロイヤル・バークデイルGC)の出場権争いだろう。
昨年の全英で15位以内に入った佐伯三貴&比嘉真美子、昨季国内ツアー賞金ランク1位の森田理香子、同じく昨季のLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップで優勝した大山志保はすでに出場権を獲得している(佐伯、比嘉、大山の3人が賞金ランク上位5位以内に入った場合は下位の選手が繰り上がるが、森田が上位5位以内に入っても下位の選手は繰り上がらない)。
現在の賞金ランクは1位イ・ボミ(韓)、2位成田美寿々、3位O.サタヤ(タイ)、4位アン・ソンジュ(韓)、5位原江里菜。だが、原と6位の渡邉彩香の差は約51万と1つの順位でランキングが入れ替わる可能性があり予断を許さない状況だ。7位の一ノ瀬優希も原とは約235万円差につけているだけに逆転は十分あり得る。
また、先日行われた全米女子オープン(6月19?22日/ノースカロライナ州パインハーストNo.2)セクショナル・クオリファイング(最終予選)日本予選を通過して出場権をゲットした成田、穴井詩、城間絵梨が初日から同組にペアリングされておりこちらも注目を集めそうだ。
昨季大会では、2日目に単独首位に立った森田が、最終日2つスコアを落としながらも1打差でトップを守って優勝。今季はすでに1勝を挙げているものの、その後公式戦を含む2試合で予選落ちを喫するなどここ数試合は波に乗り切れない状況が続いている。それだけに昨シーズン2勝目を挙げ、初の賞金女王タイトルへと向かっていった大会で復調のきっかけをつかみたいところだ。