連覇狙うL.ウーストハウゼンが単独首位浮上! R.グーセン2位タイ
2012年1月7日(土)午後1:33
初日25位タイと出遅れたディフェンディング・チャンピオンのルイス・ウーストハウゼン(南ア)が、攻撃的なゴルフで単独トップに躍り出た。
現地時間6日、欧州ツアー今季開幕戦のアフリカ・オープン(南ア、イースト・ロンドンGC)は第2ラウンドの競技を終了。この日ノーボギーの11アンダー62と爆発したウーストハウゼンが、前日トップのトーマス・エイケン(南ア)、同ツアー5年ぶりの優勝を狙うレティーフ・グーセン(南ア)らに2打差をつける通算15アンダーでリーダーボードの最上段に急浮上した。
10番スタートのウーストハウゼンは後半、2つのパー5であわやイーグルのチャンスを作りながらバーディにとどまったが、ワンオン可能な6番パー4で3番ウッドのティーショットでグリーンをとらえ、15メートルのパットをねじ込みイーグル奪取。その他9バーディの猛攻でリチャード・スターン(南ア)が持つコースレコードにあと1打と迫る完璧なゴルフを披露した。
「今日はアグレッシブなパットで攻め続けた。昨日、勝負どころでパットがショートしたのが悔しかったからね。だからファーストパットが3メートルくらいオーバーした場面もあったけれど、返しも強気にど真ん中から沈めることが出来たよ」とウーストハウゼン。まだ残り36ホールあるが、2010年の全英オープンチャンピオンは連覇に向け絶好のポジションを確保した。
一方、2007年のカタール・マスターズ以来の優勝を狙うグーセンは7バーディ、2ボギーの5アンダー68で回り通算13アンダー。初日と変わらず2位タイをキープした。かつての強豪も現在は世界ランクトップ50圏外(53位)に去り、いまだ今季メジャー初戦のマスターズ(4月5日?8日/ジョージア州、オーガスタナショナルGC)の出場権を確保出来ていない状況。ここで1つ勝利をものにしてトップ50圏内に返り咲きたいものだ。