L.ウーストハウゼンが首位堅守も混戦に拍車
2012年1月8日(日)午後0:58
連覇を狙うルイス・ウーストハウゼン(南ア)が首位を守ったものの、上位は混戦で誰が勝ってもおかしくない展開となっている。
欧州ツアー今季開幕戦のアフリカ・オープン(南ア、イースト・ロンドンGC)は現地時間7日、第3ラウンドの競技を終了。出だしの1番から3連続バーディを奪って波に乗ったウーストハウゼンが、上がり4ホールでも3つバーディを奪い6アンダー67をマーク。ウーストハウゼンは通算21アンダーまでスコアを伸ばし首位をキープしたものの、ツアー未勝利のベテラン、テジャート・バン・ダ・ウォルト(南ア)が8アンダー65の好スコアでトップに並んでいる。
その他、1打差の単独3位にこの日ノーボギーの66をマークしたレティーフ・グーセン(南ア)、通算19アンダー単独4位にダニー・ウィレット(英)がつける展開。また、コースレコード保持者のリチャード・スターン(南ア)がこの日のベストスコア、9アンダー64の猛チャージで通算17アンダー単独5位に浮上した。
ウーストハウゼンはスコアを伸ばしたい11番パー5で痛恨のボギーを叩き「してはいけない初歩的なミスを犯してしまった」と反省。このボギーを教訓に最終日はミスを最小限に抑えると胸に誓った。
全英オープン王者ウーストハウゼンの背中をとらえた36歳のバン・ダ・ウォルトは、1996年プロ入りだがいまだツアー勝利はない。しかし「目の前の白いボールは、それを打っている人物がメジャーチャンピオンだろうが、そうでなかろうが、そんなことは知りやしない。自分はメジャーのタイトルは持っていないが、ベストを尽くせばどんな結果が待っているかは誰にも予想できないはずだよ」と初のタイトル奪取に強い意欲を見せた。
ウーストハウゼン、バン・ダ・ウォルトの2人にグーセンを加えた三つ巴の戦いの行方やいかに…?