リュウ・ソヨンが『61』で独走! 上原は下位で予選突破
2012年2月4日(土)午後0:10
21歳のリュウ・ソヨン(韓)が、オーストラリアで圧巻のゴルフを披露した。
欧州女子ツアーと豪州女子ツアーが共催するRACVオーストラリアン・レディス・マスターズは現地時間3日、ゴールドコーストのロイヤルパインズ・リゾートを舞台に第2ラウンドの競技を終了。昨年の全米女子オープンチャンピオンであるリュウが12バーディ(1ボギー)の猛チャージで11アンダー61をマークし、通算17アンダーまでスコアを伸ばして後続に4打差をつけ単独トップに躍り出た。
「最後はもの凄く緊張したけれど、決めれて良かったです」と会心のゴルフを見せたリュウ。これまでは自己ベストの『62』という数字をボールに印字していたが、「これでやっと数字を変えれます」と今後はそれを『61』に変えるとした。
『61』は同大会過去7勝を誇るカリー・ウェブ(豪)が持つコースレコードに並ぶ数字だが、今大会はここのところの降雨で下がぬかるみ、選手たちにはボールをピックアップして拭くことが許されているため、正式記録としてはカウントされない。
4打差の単独2位に、この日の上がり3ホールを2連続バーディと劇的なイーグルで締めくくったクリステル・ボールジョン(オランダ)がつけ、通算10アンダー3位タイに初日のトーナメントリーダーであるイ・ボミ(韓)とニッキー・キャンベル(豪)の2人がつける展開。また、欧米両女子ツアーで史上最年少優勝(欧州はプロ最年少)記録を樹立した16歳のアレクシス・トンプソン(米)は、この日2アンダー70の平凡なスコアで通算7アンダー9位タイにとどまっている。
日本勢は上原彩子が2アンダー70で回り通算1アンダー60位タイと下位ながら予選を突破したが、木戸愛と甲田良美は決勝ラウンド進出を逃している。