欧州ツアー 母国大会3連覇に挑むC.シュワーツェル
2012年1月12日(木)午後2:26
昨年のマスターズ王者、チャール・シュワーツェル(南ア)が、母国の大会で3連覇を狙っている。
欧州ツアーと南アフリカのサンシャインツアー共催のジョバーグ・オープン(現地時間12?15日/南ア、ロイヤル・ヨハネスブルク&ケンジントンGC)に出場するシュワーツェルは意欲満々だ。
「(3連覇に)挑戦するつもりだ。もし今週勝てば、自分でも初めての3連覇になる。そのためにプレーする」と目を輝かせている。同時に「もうひとつの目標は、またマスターズタイトルを取ること。大変な仕事だけど、また勝ちたいんだ。もちろん、世界ランキングもね。去年トップ10入りしたけど、上昇し続けたいんだ」とさらに高い目標まで口にした。
これまで欧州ツアーでは、1990?92年モンテカルロ・オープンでイアン・ウーズナム(ウェールズ)、1991?93年アイリッシュ・オープンでニック・ファルド(英)、1998?2000年ボルボ PGA選手権(現BMW PGA選手権)でコリン・モンゴメリー(スコットランド)、2002?04年ハイネケン・クラシックでアーニー・エルス(南ア)が同一大会3連覇を達成しており、米男子ツアーでは2005?07年にタイガー・ウッズ(米)がWGC-キャデラック選手権とWGC-ブリヂストン招待の2大会で、それぞれ3連覇を果たした記録もある。
だが、母国での達成となると喜びはそれ以上とあって、シュワーツェルは栄光に向かって突き進む。
全米オープン2勝の実績がありながら、その後低迷していたレティーフ・グーセン(南ア)も、先週の開幕戦アフリカ・オープンで3位となっており手応え十分。「いい感じに戻ってきた。ここ数試合は優勝のチャンスがあったから」と笑顔を見せており、怖い存在だ。
他にリチャード・スターン(南ア)ら、地元勢を中心とする選手たちが集結。ニューイヤーの南アフリカで激突する。