M.ウィー、アニカの謝罪を受け入れる?!
2013年4月6日(土)午後0:59
現在開催中の米女子ツアーメジャー初戦のクラフト・ナビスコ選手権は現地時間5日、カリフォルニア州、ミッション・ヒルズCCを舞台に第2ラウンドの競技を終えて、インビー・パーク(韓)が通算7アンダーで単独トップに立っている。そんな中、復調の兆しを見せているのが通算2アンダーで12位タイにつけるミッシェル・ウィー(米)だ。
23位タイからスタートしたウィーは腰を90度に曲げて打つ独特のパッティングスタイルを駆使し、6バーディ、4ボギーと激しい出入りながら2アンダー70にスコアをまとめリーダーボードを浮上した。
このウィーに関して、今大会前にゴルフマガジン誌のインタビューに応じたアニカ・ソレンスタム(スウェーデン)は「あったと思われた才能がもうなくなってしまった」と酷評。アマチュア時代に男子のトーナメントに挑戦したことが「彼女のキャリアを邪魔した。本人が目指す世界No.1への道のりは遠い。かつてLPGAは彼女を必要としていたけれど、今はその他大勢のひとりになってしまった」と語っている。
「大会前日の夜、アニカが私のところにやって来て“一部、意図しないことを書かれてしまった。謝りたい”と言いにきてくれたんです。私自身はその記事を読んでいなかったのですが、アニカがわざわざ謝りに来てくれたことに恐縮しています」(ウィー)。
以前にも体調不良を理由に試合を棄権しながら練習をしていたウィーに「自覚が足りない」とアニカが一喝したこともあり確執が取り沙汰されていたが、今回ウィーがアニカの謝罪を受け入れたことで、2人の間には良好なムードが漂いつつある。