ソルハイムカップ初出場濃厚のC.マッソン『63』で首位タイ発進
2013年7月27日(土)午前10:54
女子版ライダーカップと呼ばれる欧米チーム対抗戦ソルハイムカップの新戦力と目されるキャロライン・マッソン(独)が9アンダー63の猛攻で首位の座を分け合った。
現地時間26日に開幕した欧州女子ツアー、ISPSハンダ・レディス・ヨーロピアン・マスターズ(英、バッキンガムシャーGC)第1ラウンドは絶好のコンディションの中、マッソンとアシュリー・サイモン(南ア)が9アンダー63と爆発しトップに並んだ。3打差の3位タイにレベッカ・アーティス(豪)、アン-キャサリン・リンドナー(独)らがつけ、4アンダー68、11位タイにカリー・ウェブ(豪)、サンドラ・ガル(独)、クリスティーナ・キム(米)といった米ツアーで優勝経験のある実力者が並んでいる。
来月に迫ったソルハイムカップ(8月16?18日/コロラド州、コロラドGC)で13大会連続出場を目指すローラ・デービース(英)は4バーディを奪いながら同じ数だけボギーを叩いてイーブンパー72止まり。現時点での推定カットライン上の56位タイと大きく出遅れ、ソルハイムカップ出場はどうやらリサロッティ・ノイマン欧州チームキャプテンの推薦頼みとなりそうだ。
首位タイ発進のマッソンは目下ソルハイムカップポイント(2年間の累計成績によりランキングを算出)4位につけ同大会への初出場をほぼ確定させている。欧米両ツアーで将来を嘱望されるマッソンは「ここのところ凄く調子が良いんです。今日も18ホール中17ホールでパーオンしているし、バンカーからのパーセーブもありました。こういうゴルフが出来るととても楽しいですね」と声を弾ませた。果たして好発進を好結果に結びつけられるか? マッソンの週末のプレーに注目だ。