R.マキロイ首位タイ、エース達成のM.カイマーが2打差ピタリ 欧州ツアー
2012年2月11日(土)午後1:08
若き世界ランク2位のローリー・マキロイ(北アイルランド)が、シーズン初優勝に向け快調に飛ばしている。
欧州ツアーの中東シリーズ第3戦オメガ・ドバイ・デザート・クラシック(UAE、エミレーツGC)は現地時間10日、第2ラウンドの競技を行い、初日4位タイにつけていたマキロイがノーボギーの7アンダー65をマーク。通算13アンダーまでスコアを伸ばしてトーマス・ビヨーン(デンマーク)とともに首位の座を分け合った。
初日のトーナメントリーダー、ラファエル・カブレラ-ベロ(スペイン)が1打差の単独3位につけ、この日186ヤードの7番パー3でホールインワンを達成したマーティン・カイマー(独)が通算11アンダー4位タイの好位置を確保している。
「1つ1つバーディを積み重ねた結果、最高の位置につけることが出来たね」と納得の表情を見せたのは、首位タイに浮上したマキロイ。今大会は2009年に記念すべき欧州ツアー初優勝を飾った思い出の大会。今季はすでに2週間前のアブダビHSBCゴルフ選手権で単独2位に入るなど、昨年の好調をそのままシーズンに持ち込んでいる。しかも今週は、女子テニス元世界ランクNo.1の恋人カロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)が会場を訪れて熱視線を送っているとあって、張り切らずにはいられない。「アブダビのときよりずっと自信を持ってプレー出来ている」と言うマキロイが残り36ホール、強豪揃いのフィールドでどんな戦いを見せてくれるか注目だ。
その他、世界ランク3位のリー・ウェストウッド(英)が通算10アンダー7位タイ。ディフェンディング・チャンピオンのアルバロ・キロス(スペイン)は通算4アンダーでコリン・モンゴメリー(スコットランド)、アブダビでタイガー・ウッズ(米)との優勝争いを制したロバート・ロック(英)らとともに27位タイにとどまっている。