連覇狙うB.ワトソンが語ったマスターズ&タイガーのこと…
2013年4月8日(月)午後0:28
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今季メジャー初戦マスターズ(現地時間11?14日/ジョージア州、オーガスタナショナルGC)を次週に控え、ディフェンディング・チャンピオンのブッバ・ワトソン(米)がスポーツ専門チャンネルESPNのインタビューに答え、本命と目されるタイガー・ウッズ(米)について言及した。
現在のゴルフの調子を聞かれ「8割程度」と答えたワトソン。ここから徐々に調子を上げ本番=マスターズでピークに持っていきたいところだが、今年の目標は「まず第一に予選を通ること」と控え目。
マスターズでは表彰式で前年度のチャンピオンが新チャンピオンにグリーンジャケットを着せかける“儀式”があるが「予選落ちして、表彰式のために土日何もせずに待っているのがイヤだから、せめて予選は通りたい」と謙遜した。
タイガーが低迷していたここ何年か「本命不在」といわれてきたが今年は当のタイガーが完全復活しすでにシーズン3勝を挙げ大本命と目されている。「今年の彼はショットも安定しているし、とにかくすべてのパットを沈めて来る。コースでもプライベートでも以前の彼が戻って来た。黄金期といわれた2000年前後を彷彿とさせる」とワトソン。
「だからといってタイガーを恐れてはいない。ただ彼の方が上手いだけ」と言って司会者を笑わせたが、ツアー屈指の飛ばし屋であるワトソンにとってオーガスタは間違いなく相性の良いコース。飛距離ではタイガーもワトソンに一目置いており、口では謙遜しているが、心の中ではもちろん連覇を狙っているはず。本番が楽しみだ。