軍隊入りする可能性があったタイガー
2012年2月29日(水)午後1:03
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タイガー・ウッズ(米)が、ゴルフをやめて海軍に入る可能性があった!? そのような衝撃の事実が、元コーチであるハンク・ヘイニー氏の“暴露本”で明らかになった。
現地時間3月27日発売の「ザ・ビッグミス」の内容によれば、タイガーが一時ゴルフをやめて、ネイビーシールズ(米海軍特殊部隊)へ入ろうと考えていたことが書かれている。
タイガーにゴルフの手ほどきをし、精神的にも支えとなっていた父のアール氏が軍隊出身で、2度ベトナム戦争に行っているのは有名な話だ。そのためタイガーの軍隊への関心は強く、2004年のマスターズ終了後には軍隊へ4日間体験入隊。「父の足跡をたどれることを誇りに思う」とまで口にしている。
結局タイガーはゴルフをやめなかったが、その後も軍隊式トレーニングを取り入れており、それがひざの故障の原因となった可能性が高い。「コンバットブーツで4マイル(約6.5km)走ったり、そのようなトレーニングを好んでしていた。でもトレーナーは、それが体へのダメージになるのではと心配していた」とヘイニー氏は書いている。スーパースターであるタイガーの行動としては首を傾げたくなる内容だ。
タイガー自身はこの本の出版に関して、「プロフェッショナルのすることではない」と不快感を示しているが、その内容が徐々に明らかになった今、どんな対応をするかが注目されている。
また、発売日はタイガーが復活をかけて挑むマスターズ(4月5?8日/ジョージア州、オーガスタナショナルGC)の直前。これがメジャーでの戦いぶりにどんな影響を及ぼすのかも気になるところだ。