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海外男子

タイガー、4打差13位タイ発進に余裕の表情

2013年4月12日(金)午前10:35

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 大本命タイガー・ウッズ(米)が過去3回の優勝と同スコアの『70』で静かにスタートした。

 ゴルフの“祭典”マスターズは現地時間11日、ジョージア州オーガスタナショナルGCを舞台に第1ラウンドの競技を終了。すでにシーズン3勝を挙げ、絶好調でオーガスタ入りしたタイガーは首位と4打差の13位タイで初日を終えた。

 優勝候補筆頭として注目を浴びる中、この日のタイガーは5番までスコアカード通りのプレー。6番パー3で左1.2メートルからの軽いスライスラインを沈めて最初のバーディを奪うと、8番パー5でもバーディ奪取し2アンダーでフロントナインを終える。

 後半は13番パー5で左20メートルをきっちりと寄せて2パットバーディで3アンダーとしたが、続く14番でこの日初めてのボギー。バーディが欲しかった15番パー5でもスコアを伸ばせず、結局2アンダー70と静かな立ち上がりとなった。

 だが、これはタイガーにとって勝ちパターン。プロ入りから約半年後に記録ずくめで優勝した1997年大会を始め、連覇を果たした2001年、02年大会でも初日は『70』だった。「いいスタートだね。ショットはすごくよかったし、パットも悪くない。最近は初日65というスコアを誰かが出すこともあるけど、僕はまだたったの4打差だからね」と不敵に笑ったタイガー。実はこれでも30パットもしているのだが、フラストレーションが溜まったというよりも余裕の表情を見せるのは自信の現れだ。

 先月フェイスブック上で関係を公表したアルペンスキーヤーのリンゼイ・ボン(米)さんも現地入りしており、公私共に落ち着いた毎日を送る中で05年以来となる5度目のグリーンジャケット目指して確実なプレーを続けている。

 尚、この日首位タイに立ったのは6アンダー66をマークしたセルヒオ・ガルシア(スペイン)とマーク・リーシュマン(豪)の2人。1打差の単独3位にはダスティン・ジョンソン(米)がつけている。

 日本勢では、石川遼が1アンダー71の23位タイとまずまずのスタートを切った一方で、藤田寛之が7オーバー79を叩き87位タイと大きく出遅れた。

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