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T.ビヨーンがWGCシリーズに警鐘?
2014年2月26日(水)午後1:07
2004、10年とライダーカップ欧州チームの副主将を務めた経験を持つトーマス・ビヨーン(デンマーク)が、トッププレーヤーを欠いた世界ゴルフ選手権(WGC)に警鐘を鳴らした。
世界ランキング上位64名の選手がマッチプレーで頂点を競った前週のWGC-アクセンチュア・マッチプレー選手権。ジェイソン・デイ(豪)とビクトル・ドゥブイソン(仏)による決勝戦は実に23ホールに及び、デイが昨年3位の雪辱を果たして幕を閉じた。だが、世界ランクNo.1のタイガー・ウッズ(米)、同No.2のアダム・スコット(豪)、同No.4(当時)のフィル・ミケルソン(米)らは欠場し、顔ぶれが寂しかったことは否めない。
そんな状況に「タイガーやフィルがいなかったことは大きなことだ。WGCのどの試合であれ、彼らがいなければビッグイベントという感じはしなくなってしまう。ツアーは彼らと話をするべきだ」と危機感を示したビヨーン。確かにWGCシリーズが始まって15年が経ち、トッププレーヤーたちが揃わない試合も増えてきた。このタイミングでシリーズの意義やゴルフ界の将来について改めて話し合い、業界全体が考える必要があるのかもしれない。