タイガー、得意コースで4位タイの好スタート! 石川は38位タイ
2012年3月23日(金)午前11:36
タイガー・ウッズ(米)が、過去6勝している得意コースで好発進した。
タイガーが2週後に控えた今季最初のメジャー、マスターズ(現地時間4月5?8日/ジョージア州、オーガスタナショナルGC)に向けて最後の実戦に選んだ米男子ツアーのアーノルド・パーマー招待第1ラウンド(現地時間22日/フロリダ州、ベイヒルC&ロッジ)は、6アンダー66でプレーしたチャーリー・ウィー(韓)とジェイソン・ダフナー(米)の2人が首位を並走。タイガーはこれに3打差の4位タイにつけた。
2週前に左アキレス腱痛を再発し、WGC-キャデラック選手権を最終日途中で棄権。さらに今大会前日には腰を痛めるなど、不安材料だらけの中で初日を迎えたタイガーだったが、この日は15番で10メートル弱のロングパットを沈めるなど喝采を浴びた。17番で3パットボギーを叩くなどパッティングが完璧とは言えないが、それでもまずまずのスタートに上機嫌で、「何もなくていい一日だった。ドライバーもアイアンもパットも悪くなかった」と振り返った。
過去ベイヒルでは圧倒的な強さを見せていたタイガーが、残り3日間で強さを取り戻し復活優勝すれば、マスターズでのメジャー15勝目も視野に入ってくるだけに、目が離せない戦いが続く。
首位2人から2打差の単独3位にはニック・ワトニー(米)、タイガーと並ぶ4位タイにジャスティン・ローズ(英)、崔京周(韓)ら7人がつけた。マスターズ出場のためには、今大会終了後の世界ランキングトップ50入りが必須のアーニー・エルス(南ア)も、1アンダー71で16位タイとまずまずのスタートを切っている。
マスターズには特別招待での出場が決まっている石川遼は1イーグル、2バーディ、3ボギー、1ダブルボギーの1オーバー73で、フィル・ミケルソン(米)らと並ぶ38位タイで初日の競技を終えた。