プロ11年目の宮里、後続に3打差つけ悲願の初V王手!
2013年12月7日(土)午後5:51
ムービングデーに6つスコアを伸ばした宮里優作が、後続に3打差をつけて悲願のツアー初優勝に王手をかけた。
国内男子ツアー今季最終戦 ゴルフ日本シリーズJTカップは7日、東京都の東京よみうりカントリークラブを舞台に第3ラウンドの競技を終了。前日首位から陥落した宮里が8バーディ(2ボギー)をマークし、通算14アンダーで単独首位に返り咲いた。
単独2位で出た宮里は、3番で初めてのバーディを奪うと、5番から3連続バーディとして4アンダーで折り返す。後半出だしの10番と11番でもバーディを重ねて後続との差を広げ、その後は2バーディ、2ボギーとスコアを伸ばせなかったものの、通算14アンダーで単独首位に再浮上した。試合後、これが16回目の最終日の最終組となる宮里は「(最終日も)自分らしくやるだけ」と語った。
一方、2日目に奪首した李京勲(韓)は、アウトスタートの前半をパープレーで終えるも、後半は1バーディ、2ボギーの1オーバー71とスコアを落とし、呉阿順(中)と同じ通算8アンダー4位タイに後退した。
その他上位陣は、通算11アンダー2位タイに2イーグル、5バーディ、ノーボギーでコースレコードタイ『61』をマークした山下和宏と谷原秀人。通算5アンダー単独6位に今季好調の小田孔明がつけ、さらに1打差の7位タイに小平智ら4人が続いている。また、出遅れていたディフェンディング・チャンピオンの藤田寛之は、4アンダー66にスコアをまとめ藤本佳則、近藤共弘と同じ通算2アンダー11位タイに順位を上げた。池田勇太と片山晋呉は通算1アンダー14位タイで並んでいる。
宮里はツアー初優勝を公式戦で飾れるか? 2位タイで追う山下もツアー未勝利と、最終日も最後まで目が離せない!