タイガー、得意の大会で首位タイ浮上! 遼は61位タイで決勝ラウンドへ
2012年3月24日(土)午前10:50
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米男子ツアーのアーノルド・パーマー招待(フロリダ州、ベイヒルC&ロッジ)は現地時間23日、第2ラウンドの競技を終了。過去6勝している得意の大会でタイガー・ウッズ(米)が復活優勝を予感させる素晴らしいプレーを見せた。
首位に3打差の4位タイからスタートしたタイガーは、4番から怒涛の4連続バーディを奪うなどショット、パットともに絶好調。ノーボギーの圧巻のゴルフで7アンダー65をマークし、通算10アンダーまでスコアを伸ばしてチャーリー・ウィー(韓)と並ぶ首位に躍り出た。
首位で決勝ラウンドを迎えることになったタイガーは「今日はたくさんのポジティブなことがあった。もちろん勝ちたいよ。長い道のりだったからね」とコメント。しかし「でもまだ終わっていない。あと36ホールあるからね」と気持ちを引き締めていた。36ホールを終えて首位に立ったのは、昨年11月に行われた豪州ツアーのオーストラリアン・オープン以来のことだが、この時は3位タイに終わっている。今週末、久々にタイガーの勝利の雄たけびが響き渡るのかに注目したい。
その他の上位陣では、首位に1打差3位タイにグラエム・マクドウェル(北アイルランド)とジェイソン・ダフナー(米)、好調のジャスティン・ローズ(英)が通算6アンダー単独5位につけた。通算5アンダー6位タイにもセルヒオ・ガルシア(スペイン)、ウェブ・シンプソン(米)、ビジェイ・シン(フィジー)ら実力者がつけている。
また、大会終了後に世界ランクトップ50入りし、マスターズ(現地時間4月5?8日/ジョージア州、オーガスタナショナルGC)出場権を獲得したいアーニー・エルス(南ア)は、通算3アンダー15位タイとまずまずの位置をキープした。
一方、石川遼はアイアンショットが今ひとつで3バーディ、3ボギー、1ダブルボギーの2オーバー74。通算3オーバーでなんとか予選通過を果たしたものの、61位タイの下位に沈んでいる。