タイガー、ついに1打差単独首位に! 遼は50位タイ
2012年3月25日(日)午前9:07
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タイガー・ウッズ(米)が復活優勝に向けて単独トップに立った。
米ツアーのアーノルド・パーマー招待(フロリダ州、ベイヒルC&ロッジ)は、タイガーが過去6勝している得意大会。現地時間24日に行われた第3ラウンドをチャーリー・ウィー(韓)と並ぶ通算10アンダーの首位でスタートしたタイガーは、4バーディ、1ボギーの内容で13番までを終了。14番をボギーとしたものの、それでもまだ後続に4打差をつけていた。ところが15番パー4で、ティーショットが大きく左に曲がり痛恨のOBを叩いてダブルボギー。パー5の16番で1つスコアを戻し、最終的に1アンダー71でホールアウトした。15番のダブルボギーは痛かったが、それでも通算11アンダー。2010年全米オープン王者、グラエム・マクドウェル(北アイルランド)に1打差をつけようやく単独トップに立った。
タイガーが米ツアーで最後に勝ったのは2009年9月のBMW選手権。昨年末、オフシーズンのチャリティイベントであるシェブロン・ワールド・チャレンジで優勝はしているが、公式戦の勝利からは遠ざかっている。果たしてマスターズ2週前の大事な時期に、待望の復活を遂げるのか? 世界中のゴルフファンが見守る中、正念場の最終ラウンドに挑む。
その他上位は、アーニー・エルス(南ア)とイアン・ポルター(英)がタイガーに3打差の通算8アンダー3位タイ。チャールズ・ハウエルIII(米)ジョンソン・ワグナー(米)が通算7アンダー5位タイで続いている。また、フィル・ミケルソン(米)は通算1アンダー32位タイ。
一方、マスターズに招待されることが決まっているが現在世界ランク50位で、大会終了後にもこの順位をキープしたい石川遼は3バーディ、2ボギーの1アンダー71でプレー。通算2オーバーとし、前日の61位タイから50位タイにジワリと順位を上げている。