米チャンピオンズツアーのミシシッピーガルフ・リゾート・クラシック（ミシシッピー、フォールンオークGC）は現地時間24日、サスペンデッドとなった第1ラウンドの残りと第2ラウンドの競技を行った。注目のフレッド・カプルス（米）は、第1ラウンドの残り6ホールすべてでバーディを奪う猛攻を見せ、9アンダー「63」をマーク。続く第2ラウンドでは6バーディ、4ボギーの2アンダー70で回り、通算11アンダーまでスコアを伸ばしてジェフ・スルーマン（米）とともにトップに並んでいる。

　若い頃“ブンブン丸”のニックネームで呼ばれていた男らしく、ドライバーの平均飛距離は2日間トータルで284.3ヤード。出場選手中では5位だが、好調なパットとうまくかみ合って、昨季AT＆T選手権以来の同ツアー7勝目が狙える位置にいる。2週後には大一番のメジャー初戦・マスターズも控えているだけに、カプルスのテンションは上がる一方だ。

　首位タイに2打差の3位にジム・ソープ（米）。ツアー初優勝を狙うピーター・シニア（豪）は通算7アンダー7位タイ。また昨年、史上初の3ツアー（ネイションワイド、PGAレギュラー、チャンピオンズ）でのプレーヤー・オブ・ザ・イヤータイトルを獲得したトム・レーマン（米）は、ベルンハルト・ランガー（独）らと同じ通算1アンダー29位タイ。先週優勝のローレン・ロバーツ（米）は、通算2オーバー58位タイに低迷中。尚、日本勢は出場していない。