世界ランキング タイガー、トップ10にカムバック! 遼52位
2012年3月27日(火)午前10:03
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復活優勝の雄叫びをあげたタイガー・ウッズ(米)が世界ランキングNo.1の座奪還への助走を始めた。
マスターズ2週前の米ツアー、アーノルド・パーマー招待で、グラエム・マクドウェル(北アイルランド)に5打差圧勝で、2009年以来の勝利の美酒に酔ったばかりのタイガー。大会後の最新の同ランキングでは前週までの18位から6位にジャンプアップ。約1年ぶりにトップ10にカムバックした。
かつて623週も王座に君臨した男の復活劇。タイガーが今季メジャー初戦・マスターズ(現地時間4月5?8日、ジョージア、オーガスタナショナルGC)でのメジャー15勝目とともに、再びの王座も視野に入れ走り出した。
一方、アーノルド・パーマー招待終了後の世界ランキング50位以内に与えられるマスターズ出場権を狙って上位でプレーしていながら、最終日に3オーバー75とスコアを落とし、4位タイに終わったアーニー・エルス(南ア)は62位から58位に順位を上げるに止まり、現地時間29日からの米ツアー、シェル・ヒューストン・オープンで優勝する他、マスターズ出場のチャンスはなくなった。
同ランク1位ルーク・ドナルド(英)、2位ローリー・マキロイ(北アイルランド)、3位リー・ウェストウッド(英)の上位陣に変動はない。日本勢は、特別招待でのマスターズ出場は決まっているものの、50位以内をキープしたかった石川遼が50位から52位に後退。また谷口徹が81位から82位に、藤田寛之が82位から85位にそれぞれ順位を下げている。