18歳のM.マナセロ、母国大会で前戦の雪辱に燃える
2012年3月29日(木)午前10:45
マッテオ・マナセロ(伊)が、母国での優勝に意欲を燃やしている。
優勝すれば世界ランクトップ50入りを果たし、マナセロにとっては自身2度目のマスターズ出場となるはずだった先週の欧州ツアー、ハッサン2世国王ゴルフ・トロフィーは6位タイで終了。オーガスタ行きは叶わなかったが、それでも18歳の若者はあくまでも前向きで、母国開催となる次戦のシチリアン・オープン(現地時間29日?4月1日/イタリア、ヴェルドゥーラゴルフ&スパ・リゾート)に臨む。
マナセロは「ここ2週間は素晴らしいゴルフができている。先週は最終日にボギーが多すぎたから、多分僕の週ではなかったのだろう。でも2試合続けて良いゴルフができているから、自信に繋がっている。シチリアの試合が楽しみだ」と意欲をのぞかせた。
さらに「先週に優勝して出ることができていたら、素晴らしいボーナスだったけど、それよりも優勝を狙っていたんだ。オーガスタに行けなくて残念だとはあまり思っていない。だって今週、イタリアで優勝する大きなチャンスがあるんだからね。誰だって母国で勝ちたいと思っているだろうし、僕だって同じだよ」と述べ、次戦へとすでに気持ちを切り替えている。
来月19日に19歳になるマナセロ。それまでにツアー3勝目を飾り、誕生日を自ら祝うべく百戦錬磨のライバルたちに挑む。
他にはイタリアの大先輩、コスタンティノ・ロッカや、ディフェンディング・チャンピオンのラファエル・ジャクリン(仏)らも参戦。若いマナセロと激突する。