アジアンツアー 片岡が暫定7位タイ、暫定首位はT.ウィラチャン
2012年4月6日(金)午前7:36
アジアンツアーのISPSハンダ・シンガポール・クラシックは現地時間5日、第1ラウンド(シンガポール、オーキッドCC)の競技を行ったが、雷雨で2度の中断を挟んだ影響により進行が遅れ、日没サスペンデッドとなった。午後スタートの78人全員がホールアウト出来ない状況の中、早い時間にスタートしたタワン・ウィラチャン(タイ)が9アンダー61の好スコアをマークし、暫定ながら単独首位に立った。
10番スタートのウィラチャンは、出だし3ホールで2バーディを奪う順調な滑り出しで波に乗る。前半を3バーディ、1ボギーの2アンダーで折り返すと、後半は怒涛の7バーディ(ノーボギー)を奪って『61』というビッグスコアを叩き出した。
「何のプレッシャーもなかったよ。今日は凄く良いフィーリングだったし、自信をもってやれた。このコースは僕のゴルフに合っているから楽しみ」とツアー12勝を誇る45歳のウィラチャン。暫定2位のデビッド・リプスキー(米)に2打差をつけ、2年ぶりの優勝に意欲を燃やしている。
日本勢は、片岡大育が12ホールをプレーして3バーディ、ノーボギーの3アンダー。首位に6打差ながら暫定7位タイといい位置につけている。また、平塚哲二も12ホールを終えて2アンダー暫定24位タイとまずまずのスタートを切った。
一方、池田勇太は出だし3ホールで2ボギーを叩く苦しいスタート。その後立て直して12ホールまでのプレーでイーブンパーにスコアを戻したが、暫定64位タイと上位に食い込むことは出来なかった。
その他、谷昭範(6ホール終了時点)が1オーバー暫定90位タイ、18ホールをプレーした小林正則と田保龍一(6ホール終了時点)も2オーバー暫定108位タイと苦しい展開を強いられている。