石川、前日と変わらず5打差の16位タイ 額賀は単独首位キープ
2012年4月13日(金)午後6:45
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国内男子ツアー開幕戦、東建ホームメイトカップは13日、三重県の東建多度カントリークラブ・名古屋を舞台に第2ラウンドの競技を終了。この日16位タイからスタートした石川遼はダブルボギーを叩きながらも6バーディを奪って2アンダー69をマークし、通算4アンダーで初日と変わらず首位と5打差の16位タイで決勝ラウンドに進出した。前日のトーナメントリーダー額賀辰徳は1イーグル、3バーディ、3ボギーの2アンダー69で回り、通算9アンダーで単独首位の座をキープ。2打差の2位タイに上田諭尉、冨山聡、リチャード・リー(ニュージーランド)の3人がつける展開となっている。
初日まずまずの滑り出しを見せた石川はインスタートのこの日、出だしの10番でボギー、12番でダブルボギーを叩き序盤で躓く。それでも17番、18番で連続バーディを奪うと、後半は4つのバーディ(1ボギー)を重ねて2アンダー69にスコアをまとめた。
前日会心のゴルフで単独首位に立った額賀は、前半こそ2ボギー、1バーディの1オーバーで回るも、後半に入って4番でイーグルを奪うなど3つスコアを伸ばして2アンダー69。通算9アンダーまでスコア伸ばして後続に2打差をつけ単独トップを守った。
この日33位タイからスタートした池田勇太は4バーディ、5ボギーと出入りの激しいゴルフで1オーバー72。通算イーブンパーにスコアを落としたものの、矢野東、宮瀬博文らと共に46位タイで予選を通過した。
その他、通算6アンダー5位タイに2010年賞金王の金庚泰(韓)、久保谷健一ら4人がつけ、1打差の9位タイに武藤俊憲、小山内護らが続いている。シニアで活躍する室田淳はイーブンパー71のラウンドで谷口徹、片山晋呉らと共に通算3アンダー21位タイ。昨年末にプロ転向した浅地洋佑は通算2アンダーで藤田寛之らと並び28位タイで予選突破を果たした。
一方でディフェンディング・チャンピオンの高山忠洋がカットラインに3打届かず予選落ち。その他、深堀圭一郎、伊澤利光、尾崎将司らベテラン勢も決勝ラウンド進出を逃している。