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マスターズ組に明暗 B.ランガー好発進、T.ワトソン出遅れ
2012年4月14日(土)午前9:26
マスターズを賑わしたベルンハルト・ランガー(独)とトム・ワトソン(米)が明暗を分けた。
現地時間13日に開幕した米チャンピオンズツアーのエンコンパス・インシュランス・プロアマ・オブ・タンパベイ(フロリダ州、TPCタンパベイ)は、プロアマ形式による第1ラウンドの競技を終了。今季2位に2度入って現在賞金ランク1位を走るランガーが3連続を含む5バーディを奪い4アンダー67をマークし、単独トップのブルース・フライシャー(米)に2打差の4位タイと好調な滑り出しを見せた。過去2度優勝のマスターズでは2日目に『80』を叩いて予選落ちを喫したが、若手たちとのラウンドでエネルギーを充電、主戦場でシーズン初Vを目指す。
一方、マスターズでは松山英樹と同組で予選ラウンドを回り、柔和な笑顔で20歳の青年にエールを贈ったワトソンは想定外の出遅れ。出だしの10番でダブルボギーを叩いて躓くと、15番から4連続ボギーを叩くなど精彩を欠いた。それでも上がり5ホールで3つのバーディを奪って盛り返し6オーバー77。最下位を免れ70位タイで初日の競技を終えている。
上位にはフライシャーに1打差の2位タイにマイケル・アレン(米)と盧建順(台)がつけ、ランガーと同じ4位タイにピーター・シニア(豪)、コリー・ペイビン(米)ら実力者が並んでいる。