R.マキロイ、単独首位発進! タイガー出遅れ
2014年2月28日(金)午前10:17
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元世界ランキングNo.1のローリー・マキロイ(北アイルランド)が、復活に向けて好スタートを切った。
米男子ツアーのフロリダシリーズ初戦 ザ・ホンダ・クラシックは現地時間27日、フロリダ州PGAナショナル・リゾート チャンピオンCを舞台に第1ラウンドの競技を終了。現世界ランクNo.1のタイガー・ウッズ(米)、No.2のアダム・スコット(豪)、No.3のヘンリック・ステンソン(スウェーデン)らトッププレーヤーたちが集結し、激戦を繰り広げた。
2012年大会チャンピオンのマキロイは、快調なプレーを披露して2アンダーでフロントナインを終えると10番で2.5メートルのまっすぐなラインを沈めてこの日3つ目のバーディ奪取。続く11番では14メートル強の長いバーディパットを鮮やかにねじ込んだ。さらに12番でもスコアを伸ばすと、上り2ホールもバーディ締めで、7アンダー63の猛チャージ。ディフェンディング・チャンピオンとして臨んだ昨年は絶不調にあえぎ、第2ラウンドでは8ホールで7オーバーというひどい内容でプレーした挙句に棄権したマキロイだが、今年は完全復活に向けて最高のゴルフを見せた。
1打差2位にはラッセル・ヘンリー(米)。さらに1打遅れた3位タイからローリー・サバティーニ(南ア)、ウィリアム・マクガート(米)、ジェイミー・ドナルドソン(ウェールズ)の3人が追走している。ルーク・ドナルド(英)、ザック・ジョンソン(米)、マッテオ・マナセロ(伊)が3アンダー67で11位タイにおり、6週間ぶりの実戦となるマスターズ王者アダム・スコット(豪)は、リー・ウェストウッド(英)、パドレイ・ハリントン(アイルランド)と並ぶ2アンダー68の22位タイとなっている。
松山英樹がイーブンパー70でフィル・ミケルソン(米)、グラエム・マクドウェル(北アイルランド)と並ぶイーブンパー57位タイ。パーオン率66.67%、パット数30と、ショット、パットともに乱調だったタイガーは3バーディを奪ったものの、2ボギー、1ダブルボギーで1オーバー71の81位タイ、ステンソンも3オーバー73で121位タイと出遅れている。
もうひとりの日本人、石川遼は11番パー4で「8」を叩くなどして6オーバー76。144人中140位タイと予選通過が危ぶまれる位置に沈んでいる。