連覇狙うL.ウェストウッドが首位、小林は9位タイ発進
2012年4月20日(金)午前9:07
世界ランクNo.3のリー・ウェストウッド(英)が、連覇に向けて最高のスタートを切った。
アジアンツアーのインドネシアン・マスターズ(インドネシア、ロイヤルジャカルタGC)は現地時間19日、第1ラウンドの競技を終了。ウェストウッドは、出だし3ホール連続バーディを奪うロケットスタートでフロントナインを5アンダー31でプレーすると、バックナインも3バーディ、1ボギーで回って7アンダー65の好スコアで初日を終えた。
ウェストウッドは、2週前のマスターズで3位タイに終わったあと1週間のオフを取った。「先週は休んだけど、練習もたくさんした。今年は序盤にたくさんゴルフをしたから休みが必要だったんだ。マスターズはいつも疲れ果てるから、家に帰って充電し直せてよかった」と、白い歯を見せ、新たな戦いにエネルギー十分で臨んでいることを強調した。
今季はマスターズの3位タイの他、オメガ・ドバイ・デザート・クラシックで2位タイ、WGC-アクセンチュア・マッチプレー選手権で4位に入るなど好調だが、残念ながらいまだ未勝利。それだけに、なんとしても連覇を達成してこのあとのシーズンに繋げようと意欲満々だ。
その他上位陣は、ウェストウッドに2打差の単独2位にアーノンド・ボングバニ(タイ)、3打差の3位タイにはジョティ・ランダワ、シブ・カプールのインド勢2人ら計6人が追う展開となっている。
日本勢は4人出場しているが、3アンダー69でプレーした小林正則が9位タイと健闘。片岡大育もイーブンパー72で27位タイにいるが、田保龍一、塚田陽亮は2オーバー74で62位タイと出遅れている。